関西弁のゾウの神様「ガネーシャ」が主人公を成長させていく物語でベストセラーとなっている「夢をかなえるゾウ」シリーズ!
今回はその第1弾。シリーズ最初の物語をご紹介します!
「夢をかなえるゾウ1」のテーマは「お金」と「成功」です。
この記事を読んでくれているあなたはこう思っていませんか?
- お金持ちになれたらいいな。。
- 成功してサラリーマン辞めたいな。でも、、、
- でも楽に生きていきたいな。。
私もそう思っていました。。
でもそんな時にふと手に取って読んでみた本が「夢をかなえるゾウ」です。
これを読むことで「お金を稼ぐ本当の意味」「感謝することの大切さ」などたくさんの事を学ぶことができました。
この本を読んで少しでもお金持ちへの道に近づきましょう!
【夢をかなえるゾウ1】ベストセラーの理由
「夢をかなえるゾウ」シリーズは100万部を超える大ベストセラー本です。
なぜこんなにもベストセラーになったのか?それは3つの理由があると考えています。
中身の濃さ
とにかく内容が濃いんです。めちゃくちゃ濃い。
歴代の偉人たちのエピソード・出来事を紹介しながら、私たちを納得させてくれます。
ユーモア
2つ目は「ユーモア」です!
関西弁のゾウの姿をした神様(ガネーシャ)が登場人物です!
ガネーシャはインドの神様なんだとか。
関西人なのでボケるし、つっこむし。
とにかく、おもしろおかしく物語が進んでいくので、自己啓発本や活字が苦手な方にも読みやすい本となっていると思います。
凡人の主人公との対話形式
これが読者にとって一番ありがたいことです!!
ガネーシャが偉人のエピソードを例に納得させようとしますが、
「いや、でもそんなことできないでしょ」「とは言ってもさ〜」
など凡人の言い訳を言ってくれるんです。
私たちの気持ちを主人公が代弁してくれているので、すっごく共感できるんですよね。
もう一個踏み込んで分かりやすく説明をしてくれるのがありがたい!!
【夢をかなえるゾウ1】あらすじ・要約
それでは「夢をかなえるゾウ1」の内容を簡単に紹介していきます。
「夢をかなえるゾウ1」は
お金持ちになりたい・成功したいと漠然と思っている普通の主人公が神様(ガネーシャ)から課題を与えられ、成長していく物語です。
本書でまず学べるのは成功しない凡人の典型例です。
それは・・・
- 楽に成功しようとする
- 人の意見を聞かない
- 結局、行動しない
この3つが成功しない人の共通点です。
グサっと胸に刺さりますよね。。
成功しない凡人というのは、楽に成功しようとします。
つまり、秘訣やコツをすぐに求めがちです。すぐに近道したがるのです。
そして2つ目の「人の意見を聞かない」
これは、人からアドバイスをもらっても、言い訳をして意見を受け入れないパターンです。
そもそも試していない、やってもいないのに「どうせやっても無駄」「そんなやり方じゃ身につかない」などと言い訳をしてアドバイスを受け入れないことですね。
最後に3つ目「結局、行動しない」です。
例としては、TOEICで高得点を取りたいと思っていたとします。
いろいろ調べて、TOEIC900点取った人のアドバイスで「最低でも毎日英単語を100個覚える」とされている。
自分の目標を達成するためにやるべき事が分かっているのに、「明日からでいいや」「今度やろう」と言ってやらないのです。
成功しない凡人は「分かっていても行動しない」ということに陥ってしまいます。
これが成功しない凡人の典型例ですが、言い換えれば成功しない凡人の逆をやれば成功者になれると思いませんか?
つまり・・・
- 成功するのは地道な努力が必要なことを肝に銘じる
- アドバイスを素直に受け取る
- 行動し続ける
【夢をかなえるゾウ1】成功者の鉄則
それでは成功者の鉄則についてのガネーシャの教えを6つピックアップして紹介していきます。
靴をみがく
まずは靴をみがくことからです。
イチローは他の選手が帰っても残ってクラブを磨いていたようです。
「神聖な商売道具を粗末に扱うなんて信じられない」と言って。
そういう仕事にまっすぐな姿勢があるからメジャーでずっとトップ取れていたんですね。
あなたの商売道具は何でしょうか?
靴の人が多いんじゃないかと思います。
会社行く時も、営業する時も、遊ぶ時も、靴はずっと支えてくれている。
自分のことを支えてくれるものを大事にできない人が成功するわけがないということです。
靴みがきなんか意味ないよって思っちゃうよ
成功しない凡人の典型例でも紹介しましたが、成功しないための1番の重要要素は「人の言うことを聞かない」です。
成功するような自分に変わりたいと思っても、今までずっと変われなかったのは「自分の考え方にしがみついている」ということ。
「そんなこと意味あるの?」と思ったその考え方に全ての原因があるのです。
行動する。これが一番大事ですね!
トイレを掃除する
次は「トイレを掃除する」です。
また地味なことだ。
しかし数々の経営者がトイレ掃除が一番大事としています。
その理由は「みんながやりたがらない」からです。
みんながやりたがらない事をやるからこそ、一番喜ばれる。これがビジネスの基本なんですね。
パナソニックの創業者松下幸之助は誰も早く出社してトイレ掃除をしていた。
本田技研の創業者本田宗一郎はトイレを工場の真ん中に作って、みんなで綺麗にしていこうとしていた。
成功者とは人を最も喜ばせた人のことをいうと思います。
松下幸之助の口癖は「ところで、お客さんは喜びますか?」だったそうです。
率先して行動していきましょう
その日頑張れた自分をホメる
毎日寝る前に、自分がその日頑張れたことを思い出して「よくやった」と自分を褒めるようにしましょう。
1日の最後は頑張れなかったことを思い出して自分を攻めるんじゃなくて、自分を褒めて終わる。
そうやって頑張ったり成長したりすることが「楽しい」ことなんだと自分に教える事が大事。
とガネーシャは教えてくれます。
意外と自分のこと自分で褒めたりしないよな〜
まずやめてみる
今のあなたみたいに、変わりたい、今までと違う人生歩みたいと思った時、普通は新しいことを始めようとしちゃう。
でもまずやめてみることから考えてみよう。
1日は24時間で決まっています。
みんなテレビをみたりスマホを見たりで今のルーティーンでパンパンに詰まっていますよね?
空席ができないと新たなものは入れられません。
暇だけど、実は意外と時間がないですよね
身近にいる一番大事な人を大切にする
一度しか関係しないような取引先の接待にはかなり気を使うのに、自分を支えてくれている人の記念日などを祝えていますか?
身近な人よりあまり仲良くない人を丁重に扱っていませんか?
身内を丁寧に扱うからこそ、自分のポジションを安泰にしてくれる。
コカコーラの社長は、大株主のウォーレンバフェットに「競合がこんなことして困っている」など毎日電話していたようです。
言わなくても伝わるではない。身近なことこそ丁寧に扱い感謝することが大事。
やらずに後悔していることを今日始める
今日始めないと一生後悔する。
後悔したまま死んでいく。
なんで先人たちが「後悔しないように生きろ」と言うのか。
それは後悔したまま死んでいったから。
やりたい事をやって後悔しないような人生を送った方が幸せになれる。
やりたいことやってみて、本当はあんまり面白くなかったなとか分かればそれで十分。
隣の芝生が青いと感じながら死んでいくのは嫌でしょう。
とガネーシャは教えてくれます。
この言葉はグサっと胸に突き刺さりますね。
本書にはこれ以外にもたくさんの教えを紹介しているので、気になる方はぜひ読んでみてください。
【夢をかなえるゾウ1】読んでみた感想
「人に喜ばれること」が本質であること
利益・お金とは報酬であると思いました。
人にたくさん喜ばれているからたくさん売れる。その対価でお金が入ってくる。
ということだと思います。
喜ばれることをやるとすると難しいかもしれないが、人がやりたがらないことを地道に、でも人に喜ばれる事を率先してやる。
これが人生・仕事の本質かもしれません。
感謝することの大切さ
お金も名声も地位も名誉も自分で手に入れるものだと思っているかもしれないがそれは違う。
お金は他人があなたにくれるもの、名声は他人があなたを認めてくれるもの。
全部他人があなたに与えてくれるもの。
蛇口ひねったら当たり前のように水が出て、ボタン押すだけで当たり前のように部屋が明るくなって、どれだけ離れていても電話一つで当たり前のように会話ができる。
そんな当たり前を手に入れるためにエジソンや昔の人たちが頑張ってきた。
今あなたが座っている椅子も、目の前にある机も紙も電球も、当たり前のようにそこにあるけれど、全部あなたを幸せにするために存在してくれている。
身の回りにある友達、恋人、両親、動物、空気や物全て、あなたが生きるために存在してくれている。
当たり前のようにそこにあるけれど、本当はありがたいもの。
この言葉が「夢をかなえるゾウ1」に書かれており、大事に胸に刻んでおきたい言葉です。
【夢をかなえるゾウ1】まとめ
ここまで「夢をかなえるゾウ1」のあらすじや教えについてご紹介してきました。
本書は「お金持ちになりたい・成功したいと漠然と思っている普通の主人公が神様(ガネーシャ)から課題を与えられ、成長していく物語」です。
スラスラと読むことができます。そして自分の人生についてハッとさせられることが多い内容となっていました。
まだ読んだことのない人はぜひ読んでみてください!