【バビロン大富豪の教え】100年読み継がれるお金と幸せの名著

今回は100年もの間、世界中で読み継がれているお金の名著「バビロン大富豪の教え」をご紹介します!

この本は古代バビロニア王国を舞台に、お金を貯め、守り、増やす原理原則が学べる本です。
現代に出版されている多くのお金に関する書籍の原点とも言われております。

そんな本から「お金持ちになるための方法」「お金を手に入れた後に人は幸せになれるのか?」といったことを学んでいきましょう!

目次

【バビロン大富豪の教え】あらすじ・要約

「バビロン大富豪の教え」のあらすじ・要約はこちらです。

一言で表すとしたら「貧しい少年が大富豪にお金持ちになる方法を聞き、実践し学ぶ物語」です

登場人物
  • バンシル:貧しい武器商人の息子
  • アルカド:バビロンの大富豪
あらすじ

バンシルは、父が借金をしており取り立て屋から、来月までに返さなければ子供を奴隷にするぞと言われているところを目撃してしまう。

バンシルはどうしたらいいか考えた上で、気づく。「お金持ちとそうじゃない人がいるよな」「どうしたらお金持ちになれるのか、お金持ちに聞いてみたい」と。

バンシルはアルカドにお金持ちになる方法について聞きに行くところから始まる物語。

【バビロン大富豪の教え】お金持ちになる方法

お金持ちとは?

まずお金持ちとはどのような人を言うのでしょうか?
アルカドはこう言っています。

お金をたくさん持っている人
お金の増やし方をしている人

そしてアルカドはバンシルに、お金の増やし方を学ぶ前に、まず初めにやらなければならないことがあると伝え、第一の教えを伝えます。

収入の十分の一を貯金すること」

アルカドはこれを半年続けることができたら、その次の教えを伝えてやるとバンシルに言います。
これをやらなければ、お金持ちにはなれないということです。

黄金を増やす7つ道具

アルカドは教えを伝える前に言います。

「これから無人島で生きようとする人に魚を与えても意味がない。魚の釣り方を教えなければならない」

これは、お金に関しても同様です。お金持ちになるには、お金の増やし方を学ばなければならない。

これから、古代から伝えられているお金の増やし方について学んでいきましょう

1.収入の十分の一を貯金せよ

これをすればあなたの財布は確実に膨らむことになります。

他の書籍にも先取り貯金をしなさいと書いてありますよね?これをやらないと始まらないということです。

ただこれをやってもお金が足りなくなってしまう人もいるでしょう。そこで第2の教えです

2.欲望に優先順位をつけよ

「十分の一は貯金し、十分の九で生活をしろ」と言う教えです。

皆はそれぞれ違う仕事があり、収入も違う。しかし皆が今日まで財産を貯められずにいる。
生活にかかるお金はそれぞれ違うのに、みんなお金が足りてませんと言う。

人間の欲望には際限がないということです。だから収入が良くても全て使ってしまう。
だから十分の一は貯金し、十分の九で生活をすると決める。
その中で本当に欲しいものは何かということ考えて生活していく。

お金が足りなくなるのは、ブランド品など必ずしも必要のないものまで欲しがっているからだと思います。
だったら優先順位の低い欲望は切り捨ててしまおう。生活水準は大して変わらない。

この教えは支出管理についての教えですね。
第一の教えの貯金と、今回の支出管理がセットになって、貯金ができるということです。

お金持ちになるにはそこから始めましょう。

3.貯めたお金に働かせよ

貯めたお金を働かせろという教えです。つまり投資ですね。

投資は怖いと思う方も多いかもしれません。実際に僕もそうでした。

しかし両学長のYouTube、ブログをみて投資とギャンブルは違うということがはっきりわかりました。
みなさんもぜひ金融リテラシーを身につけてみてください。

4.危険や敵からお金を守れ

お金というものは不意になくなってしまうもの。

誰もがいつの間にこんなに使ったんだろうということを経験したことがあると思います。

危険からお金を守るにはどうしたらいいか。お金が貯まってくると儲け話に乗りたくなってくる。
しかしそこに関しては、賢者の忠告を聞き入れましょう。

金融に関して詳しい人、信頼のできる人に相談しましょうという教えです。

5.より良きとろこに住め

衣食にお金をかける人は多いかもしれません。ただ住に関してはどうだろう?

アルカドは「家というのはただ住むだけのものではない」と言っています。

住居は幸せな生活と密接に関わっており、その幸せは貯金を増やすモチベーションとなるため、住居への支払いは心を豊かにする投資と言えると、この本で伝えられています。

6.今日から未来の生活に備えよ

ここまでの知識を使って、未来の生活を計画しなさいということです。

人間はいつか必ず死んでしまうため、未来の生活について考えて今を行動していきましょう

7.自分こそ最大の資本にせよ

富める者と貧しき者の間にある大きな壁は「行動した者とそうでない者」であることを最後にアルカドは言っています。

実際に、お金に関する本などを読んで終わり。という人は多くありませんか?あなたもそうかもしれません。

ただやらなければいつまで経っても変わらないということは、あなたも知っているはずです。

この7つの行動を今日から初めてお金持ちの道を歩いていきましょう。

【バビロン大富豪の教え】読んでみた感想

先取り貯金・支出管理の大事さ

先取り貯金・支出管理の大事さを改めて実感しました。

紀元前の教えで言われているというのに、なぜ現代人の私たちが未だできていないんだろうと不思議になりました。。

頭ではわかっていても、できない。これに尽きると思います。

7つ目の教えの行動する者と行動しない者の差が現れている証拠だと思いました。

お金が手に入った後、人は幸せになれるのか

今回は前半のお金に関する話をメインに紹介してきましたが、本書の後編には、お金が手に入った後、人は幸せになれるのかという「幸福編」についても書かれています。

こちらも非常に読み応えがあるので、ぜひ購入して読んでみてください。

【バビロン大富豪の教え】まとめ

ここまで「バビロン大富豪の教え」のあらすじや教えについてご紹介してきました。

一言で表すとしたら、「貧しい少年が大富豪にお金持ちになる方法を聞き、実践し学ぶ物語」です。

本書はマンガとなっているので、スラスラと読むことができます。僕は1日で読破してしまいました。

まだ読んだことのない人はぜひ読んでみてください!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次